私自身も鍼灸師になる前は鍼灸院の患者でした。
20代の頃から抱える冷え症や女性特有の不定愁訴を、鍼灸で改善した患者の一人です。その体験から鍼灸師をこころざし、同じような悩みを持つ女性のための鍼灸院を開きたい、という思いで「女性専門」の鍼灸サロンを、震災の翌年に開業致しました。
お一人お一人とゆっくり向き合い、その方に合った施術を行うスタイルを貫き、患者様と二人三脚での症状改善を目指しています。そして困った時に駆け込める「かかりつけ鍼灸サロン」でありたいと思っています。鍼灸は施術家によって手技が様々です。私の手技は、細い鍼で皮膚に浅く刺して効かせる「弱刺激」の施術方法です。それは沢山学び、体験した施術の中で、患者時代の私に一番合った方法だから、自然にその手技が施術の基本になりました。とかく鍼はブスッと皮膚に深く刺すと思われがちですが、ほんの少しだけ皮膚を刺激する刺し方もあります。私はその「ほんの少しだけ刺す方法」を得意とする鍼灸師です。鍼に抵抗がある方もどうぞご安心下さい。